四国・松山の道後温泉本館は、第72回えひめ国体開催後の2017年10月頃から、耐震改修工事が行われる予定。工事の完了は、1894年の改装から130周年にあたる2024年を目標とされており、その期間中は本館の入浴ができなくなります。代替施設の市営「椿の湯」が外湯として使われ道後温泉自体なくなる訳ではありませんが、お好きな方はこの機会に行かれては。
蜷川実花×道後温泉 道後アート2015が好評につき、第三弾は3月31日まで延長決定!
愛媛といえば、一に道後、二に松山城、三に…。取り敢えずこの二つは行って見んけん。(^^;;
ということで、伊予松山城にも行ってきました。因みに、岡山県にあるのは備中松山城です。天守一階にある甲冑試着体験コーナーが意外にも大人気。
順序ばらばらですが、折角なので松山城へは「マッチ箱のような汽車」に乗って。
停車場はすぐ知れた。切符も訳なく買った。乗り込んで見るとマッチ箱のような汽車だ。ごろごろと五分ばかり動いたと思ったら、もう降りなければならない。道理で切符が安いと思った。たった三銭である。
-小説『坊っちゃん』より-
この坊ちゃん列車、飾りじゃありません。ちゃんと動きます!
当時、最大18台活躍していたもののうち2台を復元。1号機関車は分かりますが、もう一台は何故14号機関車だったのでしょうか。答えは元祖くるまやさんの松五郎さんに教えて頂きました。
ヒントは、伊予(いよ)鉄道です。
テレビ出演したこともある松五郎さんに憧れる少年よ、頑張って将来は立派な車屋さんになって下さい。
伊予鉄道道後温泉駅から徒歩1分、ハイカラ通りにある道後たま屋で噂のみかんおにぎり1個324円。
初日は半信半疑、夜食用に2個。帰り際に出来上がりを待って4個、連日のお買い上げ!
宿は本館に近く、朝夕ともにバイキング形式ではない和食、喫煙OKの和洋室等々の条件で絞り込み、老舗の「道後の宿 葛城」さんで決まり。施設は古いけれど、最上階の一番広い部屋(たぶん)を用意して頂きコスパは最高。食事メインなら別の選択肢ありですが個室ではないものの景色の一番いい席でボリュームたっぷり、夜中にルームサービスお願いしたり大変お世話になりました。
他に時間潰しのつもりで立ち寄った、道後公園内にある湯築城資料館。松山城主の加藤嘉明氏以前、中世の伊予国を治めていた河野氏が居城としていたのが湯築城。その城跡発掘調査の概要や河野氏の歴史などパネル展示や映像で紹介している資料館です。ボランティアと思われる70代後半のガイドの方の説明が面白可笑しく大戦にまで逸れてしまうのですが、歴史に疎いので内容はまるでチンプンカンプン。ただ、幼少のころ散々聞かされた話しを懐かしく思い出し、またの機会があれば一度親父さん連れていってやりましょう。
二日目あいにくの雨でしたが久しぶりに伊予弁に触れ、出会った方は皆親切でよくして頂き感謝です。